初夢。

祖母とチャイを飲みに行く途中の海岸に、ぬるぬるした子鯨が打ち上げられていた。
茶色と緑の子鯨は油がにじみ出ているのか、日に当たってきらきらしていた。
人々が海に押し返してあげようとするが
ぬるん、と滑ってふてぶてしいようにも見えてきた。
鯨はそのうち勝手にぬるぬる動いて滑って波にのまれて帰っていった。

ロッコに乗った。
手動で動かさねばならないのが面倒くさかったが、海の上に敷かれたレールの上を走るのは気持ちが良かった。
途中で海上電車に乗り換えて走ったが誰かが窓を閉め忘れていたので海に潜る地点でみんな水浸しになってしまい、みんなでびしょびしょになって笑った。