エターナル・サンシャイン

久しぶりにラブストーリーものを見ましたが、脚本が「マルコビッチの穴」「アダプテーション」の人なので楽しく見れました。
ある日、突然彼女に自分のことを忘れられてしまったら、しかも意図的に記憶を消去されていたとしたら・・・。
冒頭、偶然の男女の出会いから始まってこのまま甘々な展開が延々続いたらどうしようと思っていたらいきなりの場面転換、記憶を遡ったり戻ったりでつながる時間と人間関係。
物語がどう転ぶのだろう、と釘付けでした。

ジム・キャリーがなんかいい感じに年を取って味が出ていたような気がします。
彼女役のケイト・ウィンスレットもよかった(でも私が男だったら正直付き合うのはしんどそう・・・と思いますが)。

大事な人と喧嘩をするたびに「忘れてしまおう!」と思うことは良くあることですが、本当に忘れてしまったら、きっとさびしい。
結局はそういうことなのだと思うのですが、そういう単純な結論にたどり着くまでに
人は色々愚かしいことばかりしているのでしょうね。

脇役陣ではイライジャ・ウッドキルスティン・ダンストが出てたのですがイライジャは坊主頭でくりっと無邪気な〇〇泥棒(ネタバレなので伏せます)が、キルスティンは今まであんまり美人とか思えなかったのですが今回みつあみをまとめた髪型が、それぞれ可愛かったです。