小さな悲しみ

毎日通勤の電車でちょっとづつ読みすすめていた野尻抱介さんの「クレギオン」シリーズが、ついに読みおわってしまった。

従業員三人の、小さなミリガン運送が大きな宇宙で活躍するお話。
SF用語や情景が頭のなかで想像しやすく文体も読みやすくて登場人物もクセだらけでとても楽しかったです。
特に見習い飛行士のメイちゃんがピンチになると驚くほど大胆な行動に走るのが痛快でよかった…!
ああこれからまた何を読もうか、別シリーズの「ロケットガール」はうちの図書館にはないので残念。


このごろ夢が覚えていられない。
今までは朝起きて携帯にメモを残せたのにそれまでイメージが像を結んでくれなくて
それなのにすごく楽しい夢だったことは覚えているので悔しい。

昔の映画みたいな丁寧で情感があって切ない気持ちになる二人の少年と一人の少女の恋の話の中身や

ノートに書き付けたことを人に話したらそれを隣で聞いていたおじさんが「ぜひそれを映像化しよう、脚本を書いてくれ!」と言われた内容を

私はまったく、覚えていないのです。
いつか誰かが形にしてくれて目にするような気はするけれど
いつでしょうか。

恋物語は「タッチ」じゃないことは確か。