七夕のおねがいごと。

図書館に笹をおいて、折り紙を切った短冊を作って来館した子供たちにお願い事を書いてもらいました。

・「まりおぶらざーずがほしい」
・「足がはやくなりたい」

といった定番のお願い事の中に、いくつか泣かせるものもあって

・「○○(弟)と○○(妹)がけんかをしないでなかよくいられますように」

・「あたまがよくなりたいです」

というふたつはなんか好きです。
三人きょうだいのしっかりもののお姉ちゃんのお願いと、
もうひとつはとてもかわいい男の子のお願いです。

このかわいい男の子、あきらくんはいつもお友達と二人で来るのですが
二人はとても仲がよく今日も「けんかなんて一回もしたことないんだよー」と本当に見ているこっちがニコニコしてしまうようなことを言いながら
ドラえもんのび太みたいに顔半分の大きなめがねをかけて一生懸命本を読んで「読んだよポイント」をためています。

「読んだよポイント」というのは小学校で配布しているノートに読んだ本の感想を書いて図書館に持ってくると
図書館員が本の内容に応じてポイントをつけてはんこを押してやり、それが100ポイントたまると雑誌の付録のあまりなんかを上げるというものです。
付録目当てで最近は読んでいない本まで適当な感想をでっち上げてくる子供が出てきてちょっと感心しないのですが
いまのところあきらくんはがんばって感想を書いてくれているのではんこを押すこちら側も応援しています。

あきらくんのお友達のようたけくんも、だんだん図書館になれてきたのか今日は目があうと手を振ってくれたり
七夕の短冊の願い事が思いつかないというので冗談で「お姉さん今日夕立がやまないと帰れないから雨がやむようお願いしてよ」と言ったら本当に「あめがやみますように」と書いてくれて、カワイカッタナア・・・。


ずっと仲良しでいてほしい二人です。