興味がないと
思っていても実際見てみると面白いものは結構あって去年は庭園美術館で見た宝石展がとても興味深く、今年は昨日観た「プラダを着た悪魔」でブランド服をかっこよく身に纏う女性ってかっこいいわあと思ったのでした。
まあだからと言って自分もブランド服がほしいわあと思ったわけではなかったけれど、女性が朝起きてどの洋服を着ようかしらとクローゼットの前でちょっと悩んだり、きゅっと音を立ててストッキングをつま先からふくらはぎに引き上げたりぱりっとした格好で颯爽と細いハイヒールを鳴らして街を歩き回ってタクシーを止める様子はなんか「女性」と言う生き物を見ている感じだった。
メリル・ストリープがとってもよかったです。
彼女はファッション界では伝説的な編集者として有名な女性の役で、映画内で彼女が出社してくるシーンでみんなが「ミランダが来るぞ!」「早く片付けるんだ!」と大慌てで机のうえを片付けて、スリッパをはいていた女性はハイヒールに履き替えたり口紅を引き直してしている外で、車から降りたメリル・ストリープがコツコツ靴音を立てて「やってくるぞ!」という感じがめちゃめちゃかっこよかったです。
特に映画内で彼女が毎朝出社してくるとアン・ハサウェイ扮する主人公の机に着ていたコートやカバンをぼんぼん投げ出してゆくのですがその投げ出し方がとってもがさつではらはらしたのですがなんか良かったです。
「ぶ、ブランド品をそんな扱い・・・!かっこいい・・・!」不思議な感覚ですがなんか彼女ならすげえ!と思ってしまうのです。
音楽もとても派手と言うか気分が高揚してくるようなものだったので物語もテンポがよくみれました。
そして今日は夕方頭痛くなって寝ていたらM−1半分見逃しました・・・。
でもなんか今年はそうかー・・・という感覚しか起きなかったのがちょっと悲しくて。
でも職場で誰かビデオとってたら借りよう。
これが終わるともう年末だなあという気分になります。