バランガバランガ呪文を唱えよう

ほんの三、四ヵ月前に発売された本が本屋で見つからない。
本は毎月たくさん出てるから仕方がないし、今はよほどの事が無いかぎりネットで気軽に買えるんだけど、やっぱりポチッとクリックで完了してしまうより本屋で棚にささっているのを自分で見付け出すほうが嬉しさ具合が大きい。

あと図書館で読みたい本を見つけたときも、なんか嬉しい。
何年か前に新聞か雑誌で書評を見て気になってた本だ、とか、この作家最近読んでなかったけど読まない間に何冊か本だしてたんだ、とか背表紙やタイトルが目に入って気になる、とか
お金がかからないぶんたくさん冒険が出来る気分ななるのが嬉しいとこなんだろう(気に入らなかったらすぐ返しちゃえば良いし)。
特に私は広く浅くいろんな事が知りたい質なので、片っ端からかじってお金が掛からないのはとてもいいのだ。
無料貸本屋、とか言われるけど図書館の良いところは何年たっても本がそこに変わらずあるっていうとこだと思う(まあ汚くなったら捨てることもあるけど)。
だから流行本ばかりたくさん買わずに幅広くいろんな本を買え!という意見は至極ごもっともだと思う。
でも金出して買うくらいなら何ヵ月か待ってでも借りて読んだほうがマシ!ってな人もたくさんいて「ホームレス○学生の予約が二年待ちってどう言うこと!?もっと冊数買えよ!」な意見が出ちゃうのも仕方がないことではあるよね。




背表紙といえば小学生の頃地元の図書館に通っていた時期があったのだが、小説の書架でタイトルに惹かれて手にとって見たらBL本(男同士が絡み合う耽美な表紙と本番の挿し絵あり)で、どひゃー!ていう事が多々あったのは図書館員がわざとそういう本を選んで入れてたのか、利用者からリクエストがあったからなのか、今でもちょっと気になっている。