察してチャン

新宿の本屋に行ったら、閉店が九時だった。
知らずにギリギリに店に入ってしまったのですごく焦った。
出版社はわかるから、そのコーナーを探すべく奥地へ向かう。
でも、そういうときに限って見つからない。
焦っているのに加えて、店員さんがわらわら店内を巡回しながら「お探しでしたら」と声をガンガンかけてくる。
それっぽいコーナーを見つけたのでギラギラと棚を睨み付け(目が悪いから)背表紙を追っているときも、女性の店員さんが「お探しでしたらお手伝いいたします!」と言ってきた。
その時そのコーナーには私ともう一人男性がいたのだけれど、二人声を揃えるように「結構です!!」と答えた。
だって今いるコーナー、ちょいエロい本が置いてあるコーナーですから……察して!!
閉店時間ですのでお急ぎください」とかにして!タイトル言いたくないー!
今考えると別に恥ずかしいタイトルや内容のマンガではないのだけど、本が見えなくて焦ってたことや出版社のコーナーを見つけてあとは背表紙を追うだけの時に声をかけられたので「結構です!」がちょっとイラッとした感じになってしまった。
男性も同じかんじ。
閉店間際に本当にすいませんでした。


でもその店員さん、イノウエさんが「ヤングキング(コミックス)の本どこですか?」て聞いたら「ヤングキングダムですね!」っつってでかい声で言って雑誌コーナー連れてきそうになってたから………頼れなくて