あいさつしようぜ!

一日の仕事って、そっから始まるもんでしょーが。
好きとか嫌いとかじゃなくてさあ。
と、私はそう思っているのですが、なかなか世の中には「嫌いな奴とは口きかねえ!挨拶だって無視だ、無視」という人が少なくないようで
毎度お馴染みバイト先のおばはんも大概なものですが、昨日はなんと仕事先の掃除のオバサンまでそんな事をしだして困りました。
今回の対象は私ではないのですが、同僚が挨拶をしているのに無視されているのを見るのは心が痛みます。
しかもその無視の理由が「アタシの作った餃子がいらないなんて言う奴は嫌いだよ!」という想像の斜め上から来たものだと今日判明して思わずズッコケそうになってしまいました。
ちなみにオバサンは、もうオバアサンな年齢です。
同僚は、毎月オバサンが勝手に焼いて持ってくる餃子を「毎回もらってますし、今回はちょっと遠慮します」と言っただけなのに、その日からオバサンの頭のなかでは「アタシがせっかく焼いてきてやった餃子がいらないだって!?捨てろっていうのかい!?」と変換されてしまったそうです。
自分で食べなさいよ!と、まあそういう話なんですがオバサンは「アタシャ自分じゃ食べないからさあ」と言うので厄介なのです。
餃子の他にも、期限切れのバナナとかカフェオレとか野菜ジュースのボトルとかシシャモ(生)、とか微妙にもらって困る贈り物を皆に押しつけるので、最近もらうときの皆の笑顔は微妙に引きつっています。
もらうことがこんなに苦痛だとは思いませんでした。
話を挨拶に戻しますが、好き嫌いは関係なく朝の挨拶は、仕事をはじめますよ、よろしくお願いしますねっていう儀式というか常識ですよね。
それで昨日同僚も耐えかねて、嫌いでかまわないからおはようございますくらいはやりましょうよ、とそういうことをオバサンに訴えたのですがオバサンは頑なに「嫌い!嫌い!話してなんかやるもんか!これからも無視してやるよ!」と、たかが餃子でよくもまあそこまで憎めるものよ、と思わず感心する怒りっぷりを見せたのでした。
ついでに言うと、餃子事件が起こったのは半年以上前の話なのですよ…?それから露骨に同僚を無視し他の人たちにせっせとものを押しつけているというかんじでした。
なんつーか気分良くないっす!
嫁姑問題みたいっす!
護ってくれる旦那がいないからもっとややこしいっす!
というかオバサンきっと自分の家やまわりの私情(嫁と折り合いが悪いとか)挟みまくっているような気がしてなりません。
もー、ただ普通に、きれいに真面目にお掃除してくれたら良いだけなのにー。
バイト先のおばはんも、おんなじようなしょーもないことでへそ曲げてんだろうな、ちっちぇーおなごたい。
おはようございます、おつかれさまでしたを言わないってなんか一緒に仕事をするのを拒否られてる気がしていやなものですよ。
そんぐらい、どんだけ嫌いな人にたいして口に出しても口は腐りませんけどねえ。
人間ってふしぎだね。






・『護られし者』全三巻
もともと一冊だった本を三冊に分けただけあって展開が気になって面白すぎて一気に読んだ。
魔物が夜になるとうじゃうじゃわいてくる世界で、人々はただ魔物を寄せ付けない護符を描いて家のなかに閉じこもって震えているだけの生活だった。

魔物に傷を負わせる手段は遠い昔に失われて、護符は脆く、破られると村は簡単に壊滅してしまう。
そんな世界に生まれた三人の少年少女が色々辛い目に遭いながらも、魔物と向き合って戦おうとするお話。
早く三人出会って!!と何度思ったことか(特にヒロイン、特に三巻!)。
三巻の展開にはちょっと欝るけど三冊まとめて読めてよかった。
第二部は、主人公候補が憎らしいので気になる。
キイィー、許せぬ!






同僚が「夏目友人帳」のアニメを貸してくれた。
一話目から泣ける。
最近他人他人を掛け値なしに思いやる気持ちに弱い。
ニャンコ先生の声が考えてたよりお爺ちゃんだなと思ってたら化けて男前の声になって吹いた。