台湾旅行記 その7



8/17(金)


朝早くから夜遅くまで動いていたのでここらで朝8:00過ぎにゆっくり起き、9:30ごろから動き始めることにする。
電車を乗り継ぎMRT「忠孝新生駅」で下車、てくてく歩いくて店へ行く。


鼎泰豊(ディンタイフォン 

小籠包の名を世界に広めた台湾一の有名店のひとつ。
10:00開店に少し早い9:50ごろお店に到着したので少し待つかな?と思ったら店員さんが「どうぞー」と2階へ案内してくれた。
店員さんはみな日本語が堪能で、店内も内装がシンプルで綺麗。
思っていたより高級店という感じではないのね。

A菜の炒めたもの。A菜とは茎レタス(チシャトウ)という野菜を栽培する時に間引いた葉のことらしい。
さっぱりシャキシャキ。

海老チャーハン。上品な味だなあ。

お待ちかねの小籠包、ほわー。

食べ方の紹介文もわかりやすい絵入り。

皮が薄く肉の味がギトギトしていないのでスープがあっさりしてて、おいしい。
勝香品のほうは庶民的な美味しさ、こっちは洗練された美味しさでどっちも好きだな。ちょっと言うなら鼎泰豊のほうはちょっとぬるいような?もっとアツアツでもいい。

いい感じにお腹が満ちたー、と店を出るとまだ10:20ぐらいなのにもう混雑してた。早く入れてよかったんだなあ。


食後の腹ごなしに中正記念堂まで歩くことにする。

途中、蛇口とか売ってる金物屋さんの店先に可愛いたいわんこがいたので写真を撮っていたら、奥からアラーキーみたいな顔した飼い主のおじさんが出てきて面白いの見せてあげるよというそぶりを見せた。なにをするのかなーと思っていたら

これを、かけろー

かけろー

かけたー

キリッ。

かわいいだろー、ウチの犬!とうれしそうなおじさん。
おとなしくされるがままのたいわんこ。
たくさん写真撮らせてもらって、たいわんこちゃんとも写真を撮ってもらって楽しかった。
親切MAXなおじさんだったなあ。



中正記念堂
蒋介石の顕彰施設。中国の伝統的な宮殿陵墓式が採用されている。

暑すぎて正面まで回って撮る気力が無かった…。
中に入るとミュージアムショップみたいな感じになっていたり、展覧会なんかもやっているようだった。
入ってすぐにあるお茶のお土産やさんで試飲したら美味しかったので東方美人茶と、お茶の色が見える透明な水筒を買った。
茶筒のデザインが可愛かったので友達へのお土産にもひとつ。

ジョジョっぽい像。「燃焼中的女人」、ダリなのかしらん?


蒋介石が乗っていたという車。隣にいたツアーのガイドさんの話をこっそり聞いたところによると、台湾ではナンバーの末尾に8とか9がラッキーナンバーとして人気で、番号はとても高額で取引されていたのだという。

…こっちは888!!



こちらでも衛兵さんの行進があった。知らなかったので驚いたけどラッキー。

ざっざっざっざっ

ざっざっざっ

ざっざっ

ざっ

ちーん。



忠烈祠での制服は青(空軍)、中正記念堂では緑(陸軍)の衛兵さんたちだったのね。



総統府
重要文化財に指定され、台湾と日本をつなぐ絆でもある総統府へ徒歩で移動。

平日午前中は見学できるとのことだけど、11:30頃着いてしまったので見学できず。
また、近くでデモが始まってしまいぴりぴりとしたムードになってしまったので写真も自粛。

お土産をいったんホテルへ置きに行くため行天宮駅から戻る道すがら、イノウエさんが昨日の猫村で負ったかまれ傷がだんだん腫れてきたので薬局でサロンパスを買った。
するとだんだん空模様が怪しくなり、突然大雨が降ってきた。
猫の喧嘩に手を出した報いじゃ!
雨足が弱まった隙にホテルへ戻り、雨がやむまで少し昼寝。
猫空の天気はどうなのかな?