台湾旅行記 その4

8/11(日)

天気はうす曇。


朝8時の台湾高速鉄道(高鐵)に乗り台南へ向かう。


日本の新幹線の車両技術を輸出・現地導入しているのでなんとなく落ち着く。

朝ごはんは車内で駅弁食べるぞー!と思っていたのに、駅弁が車内販売される時間は11時過ぎぐらいだったらしく、仕方なしにパンを買う。ついでに高鐵のパッケージのミネラルウォーターとチョロQみたいなおもちゃ買った。

台北から1時間45分ぐらいで台南駅到着。でもここは市内からすこし離れているので台鉄の台南駅まで移動しなければいけない。

改札でてすぐに台鉄乗り場の案内があったのでそれにしたがって電車に乗る。悠遊カードも使えて25元くらいで行けた。タクシー乗るより安くていいと思う。


「沙崙」駅から20分ちょっとぐらいで「台南」駅到着。おお、なんだか南国ぽい。

道を歩いていると何かお祭りめいたものがやっていて、飾りをドラム缶で次々と燃やしていた。



祭壇には牛の像が置いてあってみんななでたりしていたけど、なんだったんだろう。外国人の私たちでも参加してよかったのかな?

10分くらい歩いてたどり着いたのは帆布カバンの店「合成帆布行」


おばあさんがカバンを縫っていた。

学生カバン思い出すな。

手提げカバンも。ちょっとピンと来るものが見つからなかったので移動。

次に行ったのは、昨日も食べた担仔麺で有名な店「度小月」

開店時間ちょうどに行ったので並んだりせずすぐ入ることができた。

麺をゆでている職人さん。


担仔麺と海老まきを食べた。イノウエさんは海老まきがたいそう気に入ったようだった。担仔麺はさすがにこっちのほうが美味しいー。ビールもあったので昼から飲んだ。

度小月の隣には帆布カバンの店がある。

「永盛帆布行」

ショーウィンドウを見ていたらお店のおじさんがどんどん出して見せてくれた。

持ち手の紐がどれも違うので迷ってしまうけど、おじさんはいやな顔せず積み上げられたカバンの山からいくつも希望のカバンを取り出して見せてくれた。

物もいいしシンプルで形も気に入ったので、ここでオレンジの帆布に黄色と赤の細いラインが入った茶色の持ち手のカバンを購入した。700元くらいだったかな。日本で帆布カバンを買うと軽くこの3倍位するので良い買い物をしたと思う。

台湾国立文学館という建物があったので入ってみた。無料。あとで台北ナビを読んだら日本統治時代の建物だったらしい。建物の活かし方が上手いなあ。

イェーイ。


地下に図書室があったので少し入ってみたけど、まだ本はあんまり入っていない様子。これからかな。

てくてく歩いていたら、先日テレビで見たことがある入り口がものすごく狭いカフェを発見した。

「窄門(ジャイメン)」

入り口の隣には謎のスケキヨポスター。

せっかくなので狭い入り口を通り抜けてみた。



大きな木のある廟の前に続いていた。

そのまま行くと、昼の市みたいなものがやっていた。

お昼を少し過ぎたので移動。「赤崁擔仔麺(ツーカン・ダンザイミィエン)」


度小月と並んで最近人気のお店らしい。
少し待って二階席に通された。


担仔麺と海老まきとスープを注文。担仔麺はどっちも比べがたいけど海老まきは度小月のほうがイノウエさんは好きらしい。少し待たせたお詫びにと、店員のお姉さんがデザートをおまけして出してくれた(簡単な日本語が話せるお姉さん)。心づかいがとてもうれしい!おいしかったです!


台南いいな、好きだなとおもいつつ今日は高雄も行く予定なので電車で高雄へ移動した。台南から高雄へは悠遊カードは使えない。高尾駅から乗り換えてMRTで「鹽埕埔(塩埕埔)」駅で下車し、20分ほど歩いて牛肉麺の店「港園牛肉麺」へ。



3時か4時ごろだったので人が引いたころなのか待たずに座れた。でもなんかすごい紙が落ちてた。扇風機でぶっ飛んだのかな。

牛肉湯麺は汁あり。

牛肉拌麺は汁なし。
結構量があったので一気にお腹が満ちるくらい食べた。美味しかったー。

宝くじやさんにワンちゃん。


駅に戻り「美麗島」駅へ電車で移動。パンフレットやガイドブックででよく見た展示。

駅の出口を出るとすぐに「六合夜市」がある。


有名な「鄭老牌」でパパイヤミルクを注文。パパイヤミルクを他所で飲んだこと無いので比較は出来ないけど濃ゆくてあまくてうまーい。


牛肉麺でお腹はわりといっぱいだけれど、ここはおさえておかねばなるまい!と思ったお店「莊記海產粥」。美味しかったので2人で1杯がちょうど良くさらっと入った。
食べていたらスクーターでやってきたおじさんがずっと「ムカツクームカチュクー」とぶつぶつしゃべっていたが、こっちを向くと「ごめんネ、これ独り言なの、気にしないで〜」と話しかけてきた。ムカチュクおじさんは「なんでこの店選んだノォ〜?すごいね〜ここのお粥食べないと、この夜市来た意味無いよ〜おいしいよ〜。履いてる靴かっこいいね〜」などひとしきり上機嫌に一人でしゃべってまたスクーターで帰っていった。
おもしろいおじさんだった。

台北への帰路は行きと同じく高鉄でバビューンと帰ろうと思ったけど、ちょうどいい時間の電車が無くて一時間半ほど駅でお茶飲んでぼんやり待った。行きの電車は日本にいるときにネットで事前予約して購入していたが、帰りは駅にあるタッチ式の自動販売機で買った。やったぜ!

チケットはこんな感じ。明日は自強で台中へ行く予定。