台湾旅行記 その2

台湾旅行記はじめ→http://d.hatena.ne.jp/hajiki/20130808
実際の旅行のようす。
8/9(金)

天気は曇り。
台風が近づいていて天気が不穏な感じなのでドキドキしながら羽田空港へ向かう。
今年ははじめて行きで成田ではなく羽田を利用したが1時間程度で電車代も安く空港に着けてすごく良かった。(でも川崎駅と京急川崎駅の乗換に時間がかかったせいで時間ぎりぎりに到着した)
荷物を預けてチケットをもらい、ゲートを抜けて搭乗口付近の食べ物屋さんで軽く朝ご飯を食べる。
モーニングセットとビールを注文したが、意外とパンがずっしり胃にたまるかんじでよたよたしながら飛行機に乗り込む。
今年は行きの飛行機もキティちゃんジェットだった。

毎年帰りがキティ姐さんだったので不思議な気持ち。
飛行機の中では映画「青天の霹靂」を見た。
泣かすつもりの映画かな?とちょっとなめた感じで見始めたけど最後は思惑通りまんまと泣かされてしまった。1時間半にまとまったいい映画。久しぶりに映画見た後イノウエさんと語り合ってしまった。

台風の影響で離陸が遅れたため台北松山空港に予定時刻より1時間ほど遅れて到着。空港内で両替をしてタクシーに乗ってアンバサダーホテル前で降ろしてもらう。
今回泊まる宿はアンバサダーホテルではないので、スーツケースを運んでくれようとする親切なボーイさんを断ってスーツケースをごろごろ転がして道の向かいにあるJTBプラザへ入る。
明日は台南へ行く予定なので、高速鉄道での台北‐台南往復料金を考えたら「高鉄パス」を買ったほうが安いので、その手続きをしにやってきたのだ。

高鉄パス(公式HPリンク)とは台湾高鉄が発行している外国人用のフリーパスチケットで、有効期間内なら高速鉄道に何度でも乗り降りすることができる。
自由席ならパスとパスポートを見せるだけで改札を通ることができるし、窓口で指定席をとることもできる(指定席も追加料金なし)。
このパスの引換証は日本でも台北ナビや一部の旅行代理店を通じて入手することができるが、現地で手に入れるのが一番安いようだ。
現地での入手方法は、まずJTBプラザに行き窓口のお姉さん(日本語がとても上手。日本人なのかも?)にパスが欲しいことを伝えてパスポートを見せ、お金を払って「高鉄パス引換証」を購入する(お金は3日間のパスなら1人2400元。事前予約などはいらないので直接プラザに行って大丈夫)。パスをもらったら台北駅の高鉄窓口へ行って「高鉄パス引換証」を渡して何日から利用したいのか伝えてパスを発行してもらうという流れ。

プラザに入るとお姉さんは何かトラブルがあったようで電話で忙しそうに話していた。なんかお客さんが紹介でどこかの店に入ったらぼったくりかなにかでチャージ料4000元とられた、とかそんな感じのトラブルぽかった(会話の切れ切れで判断したのでたぶん詳しくは違うと思うけど)。チャージ料4000元っていったいどんな店???

引換証を無事もらえたのでスーツケースを宿泊する予定の宿へ預けに行く。

今日の宿はヴィアホテルロフト丰居旅店雙連館(HPリンク)

雙連駅から徒歩五分程度のホテル。ビルの中にあるので入口が少しわかりづらいが近くにコンビニやマッサージ店がありとても便利。
フロントのお姉さんが簡単な日本語が話せるようだ。フロントがある回にはドリンクバーやちょっとしたお菓子があってくつろげるようになっている。
部屋の中はとても綺麗でおしゃれな感じ。

窓なしの狭い部屋しか空いてなかったのでそこにしたが1泊だし全然OK!

荷物置いてホテルを出てすぐにあった天仁茗茶のジューススタンドでさっそくタピオカミルクティーを注文して飲んだ。

一息つけたので、去年の台湾旅行で使った悠遊カードに新しくお金をチャージして、雙連駅からMRT淡水線に乗り淡水方面の北投駅で下車した。googleマップとにらめっこしながら歩くこと10分程度、目的地付近に到着した。
が、見た感じ民家しかない。事前に店の住所をマップで調べてストリートビューで見たときもそれらしき店の写真がなくて不安だったのだが、ほんとにないのでゾンビのようにウロウロ歩き回っていたら親切なおじいさんがジェスチャーで1本奥だよ、と教えてくれた。地図でいったらこんな感じ。

そんなかんじでたどり着いたのが、最近twitterで見て気になっていた金魚の形のティーパックのお店

子村莊園 CHARM VILLA(facebookリンク)

入口から覗くと奥で作業してる人は見えるものの薄暗かったので定休日かな?と一瞬思ったが扉を押したら入ることができ、お姉さんが出てきてくれた。

ディスプレイされた金魚のティーパックを指さしてこれが欲しいのですがとジェスチャーで伝えるとちょっと待っててねとジェスチャーで返され、奥の工房のようなところから箱を持ってきてくれた。
お姉さんは日本語わからないそうなのでiphoneの翻訳機能をを使いながら説明してくれたところによると、売り切れのものがあって今日用意できるのは個包装になっている12袋入りの箱のみなのだそうな。いつもは小さい箱にごちゃっと入っているものもあるみたいでこれはこれでかわいい(お店のフェイスブックの写真より転載した写真です)。

もともとお土産にばらで何包かわける予定だったので都合がよかったので4箱ほど購入。クレジットカードは使えないそうなので現金で支払う。おまけで売り切れてた銘柄のお茶金魚2パックとパイナップルケーキを2個もらえてうれしい。

金魚のお茶のほかに木製のコースターやお箸なども売っているそうな。
※夜、いつも参考にしているサイト「食べ台湾」さんの記事でこのお店の詳細な行き方(ページに飛びます)がアップされていてズコーッてなったぜ!
行き方は食べ台湾さんの書いてくれた行き方がとても分かりやすいけど私のようにマップ参考にした場合はとりあえずその地点まで行って

この看板の道に入ればすぐわかると思う。


北投駅に戻り駅のwi-fi(TPE-free)をつないでみると、友だちも台北に着いたようで連絡することができた。友だちは旦那さんの仕事で現在上海に住んでいるが、台湾旅行の話をしていたら彼女も台湾に興味を持っていて、同じ時期に台湾に旅行することになったので1日目の夜に一緒にご飯する約束をしていたのだ。
台風のせいで上海からの飛行機も大幅に遅れて、ようやくホテルに着いたばかりらしい。
こちらも北投駅からいったんホテルへ戻ってお茶を置いた後台北駅で「高鉄パス」を引き換えてくるつもりだったので、台北駅での用事が終わったら寧夏夜市へ行きましょーと連絡した。
ホテルに着いたらイノウエさんが黒猫ウィズのイベントやりだしてなかなか動いてくれなくてちょっとイラっとした。旅行のあいだ、wi-fiがつながるところに出るとすかさずゲームにつないでなかなか動きだせないのでほんとイライラした。無課金でガチャも封印なのに廃人って意味わからんよ。

台北駅で無事高鉄パスの引換ができたので、待たせたお詫びに以前饒河街夜市で食べておいしかった福州世祖胡椒餅の支店が台北駅近くにあるので買って持って行くことにした。

新光三越前で信号待ちをしていた時に見た看板、どことなくこのモデルさん(?)片桐仁さんに似てる。

友だち夫妻と中山駅で待ち合わせして徒歩で寧夏夜市へ。夫妻はさすが語学堪能、言葉がペラペラだったのですごく快適だった!トイレの場所も初めて知った・・・!(小学校近くの地下駐車場のところにトイレがあるらしい)
入り口そばにあるコンビニで各自ビールを買ってテクテク歩いて魯肉飯や鶏肉飯のおいしい「方家」へ。


魯肉飯と鶏肉飯、青菜炒めを頼んでビールで乾杯!と思ったらビールや他店での食べ物の飲食はだめと店員さんに注意されてしまった。
あれ、去年までぜんぜんそんなこと言われなかったのになと思ったのだけど、机にもしっかり禁止の張り紙がしてあった(写真の右端の赤いシールがそう)。
後で見たら他の店の机にも貼ってあったので全体的にそういう感じになったのかなあ。持ち込み禁止ならお店で飲み物販売してほしいぜ!(見た感じほかのお客さんが夜市内の店で買ったジュースは咎められてなかったので缶ビールとかがだめなのかも。缶ゴミ放置して帰る人が多かったのかな・・・)
ちょっと残念に思いつつご飯を堪能。
店を出た後道端に寄って改めて乾杯をした。ウッ、ビール温すぎ!!!
買ってきた胡椒餅をつまみに出してみたがここでハギコ内野手、1人に1個買ってくるという痛恨のミス。
結構ボリューミーなため1人1個はちょっと多かったもよう。1個はおもち帰りで食べてもらうことにしてそれぞれ家族で1つづつ食べる。それでも結構おなかがいっぱいになったし、酒が店で飲めないショックで旅行前からの仕事の疲れがどっとでたらしいイノウエさんのテンションが明らかに下がってしまったので、夜市から徒歩移動で雙連駅そばの「氷讃」へ向かいマンゴーかき氷を食べることにした。

昨年は牛乳氷のものを食べたのだけどイノウエさんがちょっと甘すぎたというので今年は普通の氷のマンゴーかき氷を注文。
友だちの旦那さんが小粋なジョークで店員さんを笑わせていたすげえ。


一つのかき氷をシェアしてみました。
普通の氷も結構甘い。原因はドバっとかかった練乳か。注文の時に練乳少な目で、と友だちに言ってもらえばよかったかも。でもマンゴー美味かった。
締めに牛肉麺食べにいこーぜ!とまた徒歩で「神仙川味牛肉麺」へ向かうも定休日だったようで真っ暗。
このがっかりがとどめで疲れがピークに達したイノウエさんがマッサージ行きたいというので、22時だし次の日早い予定があるので友だち夫婦とお別れしてホテルそばのマッサージ屋さんに飛び込んだ。

写真を撮るのを忘れてしまったので名前がわからないのだけど、丰居旅店雙連館(ヴィアホテルロフト)の通りにある新しめのマッサージ屋さんで、足つぼが400元と安かったので入ってみた。
マッサージ師さんはほとんどが視覚障害の按摩さんらしく、ぼんやり眼が見えて日本語が話せるおねえさんと交渉して足つぼと肩・腰マッサージで700元で施術してもらえることになった。
私たちが入ったときは割と暇そうだったけどその後日本人が結構来て一気に忙しそうに。

体がシャッキリポンとしたのでコンビニでビール買ってホテルで飲んでぐっすり寝た。

今回初日だったのであわただしくなっちゃったのけど、また友だちとじっくり台湾で遊びたいなあ。
イノウエさんの寝坊と黒猫ウィズがなかったらもう数軒お店に行けたのに・・・ギギギ・・・なことが多少あったので一人旅したらどれだけ効率的に廻れるのかにも少し興味が出てきたんだが。