恐い夢をみない

そういえばあんまり恐い夢を見ない。覚えてないだけかもしれないけどただ、色の記憶で夢は覚えていることが多い。

大きい魚、青と緑がまざった深い色だけど透明だったなとか

追い掛けてくる月が白々光ってきれいだったなとか

そういう感想を強く覚えてる。
あとは感触。

暖かい柔らかい、さらさらつるつるすべすべふかふかとか、そういう感触の記憶。

広い広い箱庭。

ふる雪のひとつひとつが夢。


深海で眠る大きな蛤の見る夢の中にこの世があるって考えも、それも有りのよう。