台湾旅行記 その6




猫の村から再び電車に乗って瑞芳へ。
駅のそばのバス停からバスで20分ぐらい揺られ九份へ。

バスの窓に「撃破點」って書いてあって、意味はなんとなく分かるけど漢字にすると仰々しい。

バスの運転手さんは特にアナウンスをしてくれないがみんなゾロゾロ降りていくのでおそらくここがそうであろうとめぼしをつけてバス停「旧道(ジウダオ)」と思われる場所で下車し、みんなが吸い込まれてゆく商店街をゆるゆる歩いて下っていると、無添加ナチュラル石鹸のお店「阿原肥蔞(ユアンソープ)」を発見→台北ナビの紹介記事

肌のいろんな症状に効く様々な種類の石鹸が置いてあって、どれを買おうか迷ってしまうぐらい。
私は自分用に肌をさらさらにしてくれるという「清肌玉膚」という石鹸、友人へのお土産には石鹸4種類が1袋に入って少しお得な値段になっている「美人袋」を2袋(2袋買うと会計からさらに10%安くしてくれるとのことだったので)、イノウエさんはお父さんと友人に薄毛に効く「甘草」という石鹸を買った。

看板猫ちゃん。
あと、会計のお姉さんがかわいい動物のブローチしてるなあと思っていたら、本物のももんがだった。
写真は撮ってなかったけど、お姉さんもももんがも超キュートだったなあ。



ギャルっぽい表情の像。

なんだか分からないなぞの饅頭。

たいわんこ。



散々道を間違えて歩き回ってやっとお目当ての食事どころ「戯夢人生」を発見。



このお店の3階以上から見える景色が絶景とのことで、遅めの昼ご飯はここで食べると決めていたのだ。
さわやかな風と広がる風景と、少し下にある阿妹茶酒館(アーメイ・ツァージョウグァン)の建物がとても綺麗。

ビールとチャーハン。鳥の蒸し物はちょっと冷たかったな。


ぶらぶらして、夕暮れ時は阿妹茶酒館ですごした。

この茶千と千尋の神隠しの建物のモデルになったことで有名だそうで、店内は日本人だらけ。

注文はこちらがする前に「お茶セット1人300元です、前払い」と言われ、すぐにお茶のセットとお菓子が運ばれてきてさっと入れ方のレクチャーがあった後は基本ほったらかしだった。
はじめはぽかんとしたが、急かされているわけではないようなのでお茶を飲みお菓子を食べ、時折細い雨が降る窓の外を見てゆっくり落ちていく太陽を見ることができた。



日がすっかり落ちて提燈に火が灯ると、街は一気に雰囲気が変わり魅力が増す。



夜景をカメラで撮るのは難しいな。
感度を変えて色々撮ってみたけど結構ぶれるので、簡易三脚があると楽なのかもしれない。

思う存分写真を撮ったので九份から下山しようとバス停「九份」からバスを待つが、上りのバスや団体客のツアーバスばかりで下りの普通のバスがやってこない。
1台やってきたが「満員」表示でバス停に止まらず走り去られてしまう。
行きに比べて帰りはなんとハラハラする事か!帰りの電車の切符買わないでおいてよかった。
あまりにバスが来ないのでそばの日本人グループと相乗りでタクシーに乗ってしまおうかも考えたが、バスの運賃の圧倒的な安さ(多分20-30元)を思うともう少し、あと少し待ってみようかなと言う気持ちになり、しばらくして待望の下りバスがやってきた、しかも席が空いている!
おそらく20分ぐらいしか待っていなかったとは思うが、雰囲気って人を不安にさせるなあと思った。


瑞芳駅からは再び自強号に乗り、台北駅1つ手前の「松山駅」で下車。さらっと雨が降ったけれど目的地に着く頃には止んでいた。

饒河街夜市
士林と並ぶ有名夜市で、まっすぐな道の真ん中に向かい合わせで屋台が立っているので、行き帰り往復するだけでたくさんの店を見ることができて楽しい。



結局滞在中かき氷食べるの忘れてた。



三兄弟排骨
薬燉排骨(薬膳スープ)の店。


薬燉排骨と魯肉飯を食べた。スープはあっさりしていて飲みやすい。
でも肉を食べるのに手や口がべたべたするのでウェットティッシュ必須。
魯肉飯はやはり方家のほうが好みかな。



福州世祖胡椒餅
夜市の入り口辺りで長蛇の列を作る人気店。


皮がモチモチで、ジューシーな肉餡に野菜もたくさん入っていて歯ごたえがよく、とっても美味しかった!!!
この夜市で茶器のセットも買った。

こんなかんじでセットになっているもので、紅いやつ。
安いのか高いのか分からないけど、九份の茶芸館で売っているおんなじようなセットが2000元とかだったので900元で基本的なセットが買えたのは嬉しい。


帰り道、再び「玄武養身会館」でマッサージしてもらい帰って寝る。
明日は猫空!