勤務も終わりかけの、午後の図書交換便がもうすぐやってきて貸出返却のお客さんもピークになり最も忙しくなる時間に、彼はやってきた。 「電話で取り置きを頼んであるはずの本を出してくれ」 「では貸出カードを拝見させていただいてよろしいですか」 「忘れ…
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