爺さん、襲来。

仕事場に変な爺さんがきた。

がりがりの紳士風の爺さんだったのだが、貸し出しカウンターで長々と意味のわからない無駄話をしたり、
館内で携帯を使うので他の利用者が注意したら逆ぎれして「五人くらいまとめてかかってこい!」と挑発したり、
「俺はアルカイダとやりあったことがあるからなあ」と嘘をついたり、
カウンターに備え付けの老眼鏡をかけたまま帰ろうとしたり、
返しにきたと思ったら「この眼鏡はすごくいい眼鏡だから売ってくれ」と言いだしたり(100均の眼鏡なのに「100均のやつなんかより全然見やすい!」とはしゃいでいた)、
結局何だかんだで出たり入ったり爺さんは一日いて色々やらかして友達と帰っていったのだが、その友達がロードオブザリングのゴラムにそっくりだったのが一番おもしろかったなあ。