にちようび、いそとお台場のほうに遊びにいった。

お台場のほうではちょうどオンワードの家族販売会とV6握手会があったので、駅前は女子で溢れかえっていて空気が桃色で
いそも私も別に興味はないけど、V6がそこらへん歩いてたらどうするー?とか軽口を叩きながら妙にそわそわとなって
それにしても、何万人もの女子と一日かけて握手会をするなんて
アイドルはけっこうタフなのかもしれないなと感心。

そういえば何となくあの古着のワンピースを着ていったらいそもお母さんにもらったワンピースを着てきてて
偶然がちょっとうれしいなと思っていたら見知らぬお姉さんに「妖精みたい」といそが言われてなぜか私も照れた。
ホビット庄からきた風呂怒(ふろど)と寒(さむ)です。


夕方、突然の雨に震えながら映画館まで二人で走って新宿で「乱歩地獄」を見た。
いちいち引くところだらけだったけどカネコアツシのやつが一番素直に楽しめた。
もっと時間を短く詰められたらもっと面白くなったような気がしたですよ
というか後半カネコアツシの漫画そのまんまで、浅野忠信の演じる主人公が死体をどうにか綺麗なままに保とうといろいろ工作して
いろいろやるたびどんどん死体をめちゃくちゃにしちゃって「どうしよう、どうしよう!」ってひとりごとぶつぶつ言うところや
書かないけどオチのとこはなんかやっぱり漫画的ですごく笑いそうになったけど周りみんなそれまでの映画が長すぎて疲れていたっぽくて静かだった。
緒川たまきが死体役だったのだけど、あんなことやこんなことされちゃってたけど、昭和の女優の格好が似合っててパトロンに電話で「早く来てくださいね、…ひとりはいやよ?」と囁くとこはトリビアのあれみたいでよかった。

カネコアツシ以外の話で印象に残ったのは実相寺監督の「鏡地獄」で成宮くんが未亡人を縄で縛って蝋燭を垂らすシーンの未亡人役の人がリアルにおばさんであえぎ方が「あぁーん、あぁーん」うるさくてどん引きしたとこです。

映画館を出てまた雨を避けつつ走ってご飯を食べにいき一日のまとめを話す。
一緒に来年の一月二月にかけてなんかやろうぜー!みたいな檄を飛ばしつつビールを軽く飲んでウフフウフフ笑って改めていろんな力を充電できて楽しい一日でありました。


帰ったら「座頭市」がやっていて、正直、まーた忠信かー!とか思いながら
でも面白いなーと最後まで釘づけになって見てしまった。
市の仕込み刀はすごい切れ味だ。


とにかく、可愛い女の子になりたいなーとなんとなく思ったにちようびでした。