馬鹿が悪のりポッキポキ

新宿で映画「トム・ヤム・クン」を観た。
ストーリーも、主人公の全台詞も「象返せー!」で事足りる作品。
像を象に変えただけ。

今回もトニー・ジャーはものすごいアクションを色々するのだけれど、それよりとにかく敵の骨を折りまくっていていた。
映画が始まる前にちょっと早く着きすぎてしまって劇場内のベンチに座って待っていたのだけど劇場からだだ漏れしてくる、クライマックスであろうシーンの音から際限なく「ポキ、ポキ、ポキ、ポキ」聞こえていたのでなんじゃろうと思っていたら全部ジャーの仕業だった。
とにかくジャーはたくさんの敵と戦ってたくさん折っていた。
敵は、マトリックスリローデットのスミスみたいにわらわら出てくるなと思ったらみんなアホだった(特にカポエラとマッチョ)。
でもマトリックスのアクションと違ってトニー・ジャーの動きには軽やかだけど重さや痛みがちゃんと感じられるので観ていてやっぱりどきどきする。

子象さんは健気で可愛かった。
あと、エネルギーの森くんらしき人が観にきていたような気がする。
さすが関根軍団。


日記のタイトル書いたらなにわ小吉の「王ロバ」が読みたくなりました。