自分は、読書家ではなかったのだ。
自分はそんなに読書家ではないことに最近気がついた。
何でも読めるような気がしていたけれど
そうではなかったのだ。
読んでいてするする体の中に入ってくる文章が好きだ。
でもそれはきっと個人個人で違うと思う。
相性が合うとか合わないとかに似た感じで
体になじむ文章が人にはある。
でも本を読むのが好きなのは
読んでみないとわからないからだ。
手にとって ページを開いて 読む。
体になじむ文章は、知るともっともっと欲しくなる。
全部知りたくなる。
ずっと傍にいて欲しくなる。
それは、未だ見ぬ恋人を探すような気持ちにも似ている。
きっとこれは、恋だ。
この恋はずっと抱いてていい恋だ。